*役所広司、震災記録映画の“やらせ”に怒り「二度と上映されるべきものではありません」

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俳優の役所広司が5日にオフィシャルブログを更新し、ナレーションを務めたドキュメンタリー映画『ガレキとラジオ』での“やらせ”に「この映画は、今後二度と上映されるべきものではありません」と現在の心境をつづった。同作には、東日本大震災で娘と孫と亡くした女性がラジオで励まされる場面があるが、女性は実際にはラジオを聞いておらず、撮影時にラジオを聞いていたのはスタッフの演出だったことなどが明らかになっている。  

役所は、報道に触れた時のことを「記事を読んで愕然としました」と振り返ると、「この映画のナレーションの依頼を受けたのは、まだ被災地で撮影が続いている時期の事でした。完成したこの映画を劇場公開し、その収益金は南三陸町に寄付されるという企画でした。企画の内容と何よりも私も被災された皆さんの何らかの役に立てるかも知れない、と、喜んでボランティアで参加しました。自分自身、このような趣旨の作品に出会えたことを幸せに感じました。俳優という仕事をしていて良かったとも思いました」とナレーションを引き受けるまでの経緯を説明して、当時の心境を告白。

だが、やらせともいえる行き過ぎた演出が明らかになり、「この映画を、支援の心を持って観て下さった観客の皆さんは、さぞ憤慨されていることでしょう」とつづると、「そしてご遺族のご遺体が見つからない苦しみに加え、ドキュメンタリーでやってはならない演出で出演された女性の方に、新たな苦しみを与えてしまったこの映画は、今後二度と上映されるべきものではありません」と怒りをにじませつつ、キッパリ。「僕もこの映画作りに参加した人間として、とても悲しく思います」と胸中を明かした。

全文読む(シネマトゥデイ)
 


 
<以下ヤフコメ民の反応>
 
nhyujmj 
 詳細は知らないが、 役所さんクラスの人達がボランティアで参加してくれているのなら、
企画の趣旨が純粋でなければその構造が成り立たない。 ということくらい分かるべき。


ncb*****
 被災者はすでに傷ついているのに、話題性のために被災者にさらに心身的負担をかけるとは、
 博報堂にとっては震災はオイシイネタなんだろうか。 
 博報堂は、社内倫理規定見直しと厳格化を考えた方がいいんじゃないのか?
 
spr*****
 おいおい、「ガレキとラジオ」って題名やのに 実はラジオは聞いていなくてヤラセでしたって
 ドキュメンタリーでもなんでもないがいなw こんなもん二度と上映するなよ!


  ima*****
   諸悪の根源は企画の博報堂だろう。
   普段消費者を「騙してる」広告宣伝の手法だろうね。


    zha*****
    これ企画だけじゃなくて製作自体も博報堂だよ。梅村太郎って博報堂の社員だろ。
    つかこんな演出するなら初めからドラマで作ればいいのに。
    ドキュメンタリって銘打たなきゃ話題性を持ち出せない程度の質なのか?


  alp*****
   「ヤラセとラジオ」に、しちゃったのね。。

  gif*****
   一番強い立場だったはずの役所広司が勇者気取りなのはちょっと疑問。
  「二度と上映しないでほしい」なんて言い切っちゃうのは本当に南三陸のためになるのかな?


 
 der*****
 震災の記録映画なのに、なんで脚色するのかね。
 バレるに決まってるだろうに関係者は浅はかな真似をしたなあ。


  rad*****
   役所が悪い。役所は自害すべき

kou*****
 代理店にドキュメンタリーは無理だよ。
 泣いてください系に仕上げないといけないだろうし。


mas*****
 カッコばっかつけてるけど、代理店のやることなんてこんなことばっか、って思っちゃうよね。残念。

tas*****
 ヤラセはダメだね。 それより、役所さんブログやってたんだw

pys*****
 とても大切な娘さんとお孫さんを 津波で失い、悲しみに暮れてる人に
 よくこんな卑劣な事が出来るのだなと…呆。
 正常な判断すら出来ない時期に 人の弱みにつけ込んで、 更に被害を与えてどーする。


  yuu*****
   同情心で金儲けだよ

t_s*****
 >ドキュメンタリーとして許される範囲の『演出』として考えておりました。
 役所さんだけでなく、多くの人を傷つけることになったな。
 こんなやつにドキュメンタリー映画の監督をやる資格はないし、上映しないでほしい。


cbg*****
 製作者が「震災…3・11に向き合ってない」証拠でしょ。





テレビにしろ映画にしろ震災関連多いけど
下心なくやってる人たちってどれくらいいるんだろ
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